先輩Yさんの思い出を綴ろう!
2回ほど登場のY先輩。
AGA治療以外にも数々のエピソードがある。
それを今回披露しよう!
多趣味な先輩は、何を思い立ったか、ラジコンのヘリコプターをや
今流行っているものではなくて、もう30年も前の話であるので、
数ヶ月かけて、エンジンを組み、ヘリコプターのパーツを組み、淡
そしてついに完成し、お披露目パーティーをすると言うことであっ
しかし、人気がないのか、誰もその日に参加するものがなく、ジャ
ただ、先輩の家の近所に、ヘリコプターを飛ばせるような場所がな
「ジャラ、朝の6時から始めるでぜ!」
「そんなに早くですか?起きるの大変ですよ」
「あんまり遅くになると、人が多くなって危ないだろう?」
「危ないんですか?」
こんな会話をしていたのを思い出す。
そして、初披露の時がやってきたのであった。
「おはよう!ジャラ」
「おはようございます。やっぱ眠たいですよ。」
「そう言うなよ!後で昼飯おごるからさぁ!」
そう言いながら、タンクにガソリンを入れ始めた!
そして、エンジンをかけると‥
何ともかっこいい音であった。
さすがに総額30万円のヘリコプターである。
「先輩、かっこすぎますね!」
「なんたって、限定品だからな!」
ホバリングが開始された!
地上からゆっくりと浮き上がった!
「先輩、操作どこで習ったんですか?」
「ん?操作?」
1メートル位浮き上がったと同時に、ヘリコプターのバランスが崩
ヘリコプターの羽が、早々に地面のアスファルトに打ち付けられ、
と同時に、先輩に向かって、ヘリコプター自体が向かってくるでは
先輩の足に当たって、ヘリコプターは、アスファルトに何度も何度
その場でぐるぐる回転
先輩は、ヘリコプターに駆け寄った!
もう、再生不可能な状態であるのは、ジャラのとこから見てもわか
ちとジャラは笑いを堪えるのに必死であった!
30万円が30秒足らずで台無しとなった!
とその時、先輩が嗚咽をあげた!
きっと、30万円のシロモノを一瞬で失ったからであろう!
残念である。
だが、聞こえてきたのは?
「ジャラ、救急車呼んでくれぇぇぇ」
そう、ヘリコプターの折れた羽根で足がザックリいっていた。
そして、救急車で運ばれ、20針ほど縫うておられた。
こうしてジャラの貴重な1日は終わった!
懲りない先輩の話はまだ続く‥
では、また明日!