バブル組の就職活動

転職 就活

大学3回生の終盤戦

『もう就職決まった?』
地方銀行と中堅証券会社は内定出してるよ!』
弱小証券会社は内定出た後、風俗連れて行ってくれるらしいで』
『なら、俺も受けようかな』

就職活動は、学生有利に進む状況にあった。
ジャラは機械メーカー希望であったので、4回生になってから就職活動を始めた。
まず、M自動車を受けて、あれよあれよととんとん拍子。最終面接はなんと広島!ちょっとした観光もできたんだよ。
その後、機械メーカーT。なんと内定が出た後、工場予定地に案内される。そこで原っぱを見させられ、これは何の時間なんやぁと。

そんな中、リクルートブックを見ていると、なんと高年収、ノルマなし営業の文字。
それが製薬メーカーであった。内定が出るもんと思い、活動始めたのを思い出します。でも、そんなに甘くはありませんでした。最後の質問を除いては‥

1時面接 面接官1人
面接内容(ちなみにジャラは3流大学文系卒である)
大学時代に打ち込んでたこと
何故、製薬業界に興味をもったのか
企業志望理由
自身の強み
友人からの評価etc.

2次面接 面接官6名
面接内容(テーマ:なぜ働くのか?)
こんなテーマわかんないよ~
目立つ人の逆張りの意見作戦。心の中では目立つ人の内容に同意してたんだけどね。

3次面接 面接官:役員
面接内容
再度志望理由
仕事内容の理解
この会社でやりたいこと

ここまで順調に答えていたのだが・・・
今まで黙っていた役員が一言
『今朝の新聞で一番最初に読んだ記事は?』

(おいおい、バブル世代が新聞なんか読んで就活するかよ)と偏見
テレビ番組以外は読んでないジャラはイチかバチか答えた

『天気予報です。』

見事、合格を勝ち取ったのである。
バブルの申し子が社会に放たれる瞬間であった。
役員の返答は『気楽でいいねぇ』

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